komachiのモノやコト

“相棒”のように
いつも寄り添い笑顔に繋がる存在
永く付き合える存在
そんな存在の
革モノでありたい
 

・道具としてのコト

使い手の日常を想像しながら、道具としての使い易さを常に考えています。

komachiのモノは、基本的に軽量でなおかつ嵩張らない構造が特徴です。 革の厚みや硬さ、縫い合わせを工夫し何度も試行錯誤を繰り返し、ひとつのカタチに辿り着きます。

 

 

・komachiらしいモノ

概念に捉われず日常の中にある身近なモノからヒン トを得て表現しています。

紙袋や封筒などをモチーフにした鞄やお財布、帽子をイメージしたランプシェー ド、飾り結びを革紐で編んだ装身具などは、可笑しみを帯び愛嬌があります。

また、デザインを構造化する基本となる幾何学図形を用いた丸型や六角形の鞄は、シンプルな形状の中での微妙なバランス感に拘り、クールでありながら使い手の感情を呼び起こすユニークさを持っています。

 
 

・創るコト

素材は伝統的なバケッタ製法で鞣されヘアライン加工が施されたイタリアンレザーと、国内でタンニン鞣しされた姫路レザーを使用しています。

優しく美しい風合いや質感、深みのある香りが感じられ、使い手によってさらに経年変化し魅力的な表情が生まれます。 
 

製法は全て手断ち、手縫いで製作しています。「サドルステッチ」という縫製は馬具作りにも使われる丈夫な製法で、ワックスを含ませたリネン糸で手縫いした縫い目は美しく、万が一ほつれても縫い直しが可能です。

ひと針ひと針縫うことは、とても手間と時間がかかりますが、永く使ってもらいたいという想いから手縫いで製作しています。